読書記録

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【ツバキ文具店】【キラキラ共和国】
長女と2人で大好きな小川糸さんの本。現代の何気ない(?)日々のお話なんだけれど、その中にある沢山の事が素敵に表現されていて。身近にあるたくさんの幸せ、角度を変えてみると見えてくる景色。ハラハラドキドキする場面もあるんだけれど、読み終わった後には絶対に幸せな気持ちになれるという、安心感のある小川糸さんの本。

さて、今年の長女からの母の日のプレゼントは”万年筆のインク”でした。
【ツバキ文具店】【キラキラ共和国】この中に出てくる主人公の代書屋さんの使う道具で万年筆が出てくるのです。

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すごく素敵なインクなんだけど…なぜにインクだけ!? と、思ったら、「ペンは自分の好みのデザインのを買った方が良いでしょ?」ですって!(笑)

すぐにでも使ってみたいけれど… そもそも私の人生で万年筆をきちんと使いこなせた事がない! 昔、プレゼントでもらった記憶があるけれど、上手に使えないまま…。
今なら、使い方もネットで調べてなんとかなるかも! と、万年筆について検索してみた。カッコいいが、無知のまま手を出してはいけない文具だ…値段も千円以下から数万円まで幅広い。半日ネット検索をかけて記事を読み漁り、文房具屋さんへ。

ガラスケースに陳列された沢山の万年筆…たまたまそこに居た店員さんが万年筆に詳しい方で助かった! アドバイスをもらいながら、気に入ったデザインの中から、日本語を書くのに向いていると勧めてもらった少し細めの書き心地の物を購入。

まだまだ万年筆の初心者ですが「書く」ことは好きなので、長女と本からもらった、この新しい道具との出会いを楽しんでみたいと思います。

【2019.5.25 追記】この後「標準より少し太め」の書き心地の万年筆を追加購入。イラスト描いたりするのに筆圧ゆるくてもサラサラ書ける! 自分の好みのものに出会えて大満足です。

別の文房具屋さんへ行って、なんとなく立ち寄った万年筆のコーナー。品揃えの多さに驚きました。パソコンやスマホが普及した今だからこそ楽しめる紙に描く楽しさの再確認でしょうか。万年筆で紙に書くのって、楽しいよ!!

【かぞくのじかん】
これも同じく”ゆったりと過ごす”とか”やさしい時間”がもらえる本。図書館でたまたま手に取った雑誌。子育て中の方に向けた雑誌のようなのですが、全体的にものすごく私のツボでした。3ヶ月に一度発行されています。

子育て、家事、夫婦の関係の作り方、育て方、考え方、自分に足りなかったアレコレ噛み締めながら読んでいます。遅いかもしれないけれど、満たされる感じ。

【宇宙兄弟】最新巻35
長男と2人で新刊が発売されて読んでは「ほんっと…毎回、良い話だよね…!」と、感想を言い合える漫画。

俺にとっての金ピカはもうここにあるー!

今回の私にとっての金言。最近「足るを知る」と考えさせられる事が多いので。

心にグッとくるセリフって「今の自分に必要な言葉」な気がします。

【舞妓さんちのまかないさん】最新巻9
小山愛子さんの漫画はとても静かに幸せな気持ちにさせてくれる。登場人物の全員いろいろな事があるのだろうけれど、日々を淡々と過ごしながら、その中にある幸せが見えて、やさしい気持ちになれる。舞妓さんのうんちくも好き。人が多いだろうと、近寄らなかった祇園界隈を散策してみたくなります。

【きのう何食べた?】最新巻15
タブチ君の彼女千波さんのセリフ

あたし脊髄反射的にいい返しができるタイプじゃないので

悩むタブチ君の話を聞いて、クッキー作ってる間にいろいろ考えて返事してた場面。
わかる! なるほど、私はできないくせにやろうとするから失敗する…。言葉は遅くてもいいから考えてから出すようにしたい…。

【ばあさんとの愛しき日々】
ブログ「あっけらかん」のファンなのです。


この二つのブログを知って「介護 = 怖い、大変なもの」という思いが変わりました。心の持ちようとか。

【45歳からの心の整理術】
何が自分の心に響くかは、その人によって違うんだろう。19名の方の言葉、私もその時々に心にすんなり入る言葉がある。それを探して開く本。

【自分を好きになりたい。】
わたなべぽんさんが好きなので、本を見かけると手に取ってしまう。私にも心当たりのある自己肯定感の低さに苦し思いをしているぽんさんが、前向きに頑張っている姿を見ると、私も頑張れるんじゃないかと思える。

【切なくそして幸せな、タピオカの夢】

人生は一度だけ。なるべく幸せでいた方がいい。なるべく愛する人と、おいしく食べた方がいい。-だれの胸の中にもある、亡き両親への思慕と子への情愛をあたたかな筆致でつなぎとめた傑作エッセイ- 帯の文より

図書館で見かけて手にとった本。とても気に入ったので買いました。子供たちが大きくなり、私の手から旅立とうとしている今、自分への贈り物になる本。

 

たくさんの本に出会うと「自分と違う考えもアリ」なんだと思えるようになってきた。「そんなの常識でしょ?」とか「普通は◯◯だよね」とか、自分の常識は他人の非常識、とか「全員習え!」的な考えに支配されまくってんだなぁと。「千差万別」「みんな違ってみんないい」そんなのも分かってはいるつもりだったんだけど、ちゃんと分かってなかった。

自分の本棚には私の好きな本を置くけれど、それだけじゃない、好きではない本にも出会う。だけどそれは悪ではなく「私には合わないだけ」。

「自分と違う考えもアリ」と思うことを心がけるようになって、ずいぶん楽になった。『夫のこーゆーところは大嫌いなんだけど、まぁそーゆーのもアリなんかもね』と。自分の中のいろいろなことの許す範囲を広げたら、自分以外の人に対しても許せる事が増えたように思う。これを優しくなったと考えるかはさておき、私自身の気持ちはずいぶん楽になった。

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