夏休みも終わりに近づく。
朝ゆっくり眠れるのも今日が最後だ。
日曜は夫の目があるから、何となく寝辛いんだよ。
昨晩飲みすぎたし、今日は寝ていたいんだよ。
なのにきっちり起しにくる娘。寝せてくれよ。
いや、まぁ、腹は減るよな。うん。分かった。
「あー…昨日祭りでもらったお菓子とかあるやろ?
それで適当にしのいどいてぇな。」
そう言ったような気がする。
そう言ってまた軽く寝た気がする。
寝室から出てきて目にした光景。
お祭で頂いた駄菓子の詰合せ(4人分)が散乱し
食べれなかった菓子は踏み潰され畳にめり込み
台所に置いてた飴、大袋入りを開封し
開けられなかった袋をハサミで切った切れ端
足の踏み場も無いとはまさにこれだ。
一歩歩くたび足の裏に何かが付く、ネッチョリだったり、ベタッとだったり。
「きれいに片付けないと、お母さんはご飯作らないよ。」そう言ってる最中。
TV鑑賞に必死な子供ら。
今日はもうご飯作らなくても良さげ。