HSP (Highly Sensitive Person)とはなんぞや
今、ずっと自分の中にあった違和感の正体が分かってスッキリしています。
最初に違和感を感じたのは「アスペルガー症候群」というものを知ってから。
アスペルガー障害(Asperger disorder)とは、知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる、ヒトの発達における障害
『あれ… 私って… ?』 と、いくつか心当たりもあったので。
気づかないまま大人になっている人も随分多いと聞くし。不安になりました。
知り合いのアスペルガー症候群に詳しい人に「私もそうかもしれない」と言うとあっさり却下されたんですけどね。少しホッともしましたが、自分の中にある自分への違和感は消えませんでした。その後は、特に生活に支障があるわけではないので、どうやったら心静かに生きていけるか模索しつつ、普通に生活していました。
「 HSP 」って何?
そんな中、読んだり調べ物をしたりする中で出会った「HSP」。初めて聞いた名前。
HSPとは、 アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、「Highly Sensitive Person」の略、 「人一倍敏感な人」という意味です。
HSPは5人に1人の割合で存在するそうです。確率高い!
HSP は環境や性格によって作られる後天的なものではなくて、先天的な気質なんだそうです。
「性格」や「人格」は育ちながら作られていく考え方や行動のパターンのことで、「気質」は感情や行動、刺激などに反応する生まれ持った心のパターンのこと。
私もまだまだ勉強中です。こちらの本からの引用です。森下えみこさんの漫画やイラストと一緒に解説されていて、とても読みやすかったですよ。
2階の寝室に居ながら1階のテレビの音にイライラしたり、テレビの声や音楽が2種類重なるのが気に触る。音を小さくしていても夫の付けっ放しのテレビの気配を感じる。
自分以外の人に対して『なんでこんなことも分からないの?』『なんで知ろうとしないの?』『なんでこの汚さが気にならないの?』『なんで…』と思うことが多くて、人にぶつかるとか、咳やくしゃみをするのに手を添えないとか、カーッペッとかやるおっさんとか嫌な気持ちにしかならない。人混みとか苦手。
HSP のことを知ってからは「みんな感じ方も考え方も違っていて当たり前」と、少しづつですが頭で考えるだけではなく心からそう思えるようになってきました。
私の”当たり前”や”普通”や”常識”が万人のそれではないと。今まで気付いてなかったのかよ! とか、突っ込まれそう。「あかんもんはあかんやろ」と言う思いは消えませんが。
私はあれこれ細かくうるさい母だったんだろうなぁ…と。世の中みんなそうだと思っていたし、それくらいできるようにならないと社会に出たら困るだろうなぁって思っていたんですけど…。そこらへんにも次男の心境と動向の対策のヒントがあるように思います。
この記事を書くのに「HSP」で検索したら診断サイトを見つけたので、面白そうだと思ってやってみたら
— 診断結果 —
スコア:113
HSP度:【強】
わー… HSPだろうと分かってはいたけれど、まさか【強】!!(笑)
「HSPとは」「優れた能力」「苦手なこと」「向き合い方」診断後にこの項目にも目を通して、泣いてしまったわ。自分でもびっくり。けど気分は悪くないよ。
「怖い」のは「知らない/分からない」から。分かれば対策が立てられるから。大丈夫。
この気質はイラスト描きに向いているとのこと。『なんだ! やっぱり私はイラスト描くのが好きで、それで良いんだ!! 』この発見は本当に嬉しい^^