生きているだけで頼んでもいないのに勝手にやってい来る「辛い」こと「悲しい」こと。
家事や育児に忙しかった頃は嫌でも押し寄せる次の用事に流されて、気が付けば辛い悲しい気持ちも薄れていっていた。
ひとり暮らしを始めて1ヶ月、大きな悲しみがやってきた。押し潰されそうな気持ちをどうやって立て直せばいいかわからず、調べたり、やってみたりした。少し持ち直したので忘れないうちにメモ。
結局は「日にち薬」なんでしょうけれど。過ぎる時間を待つのに少しでも役立ちそうなあれこれ。
【太陽光を浴びる】
鬱対策にも推奨される方法。脳や心の健康に必要なビタミンDの生成。
【触れ合う】
人間、動物はもちろん、ぬいぐるみでも効果あり。手のひらから伝わる優しい感覚。
【過去の頑張った自分を思い出す】
あの時あんなに大変だったことも乗り越えられたんだから、今度もまた乗り越えられる。
【涙活】
一時期話題になりましたよね。悲しい映画を見てわざと泣く。ドラマや本でも。
いろいろ思い出して悲しい気持ちになったら我慢せず涙を流す。涙と一緒にストレス物質が排出されるそうですよ。外出自粛中で外に出る機会の少ない今なら、泣いて腫れぼったくなった目も恥ずかしくない。
【きれいな景色を見る】
自分がこんなに悲しくても世の中は普通に回っていくんだなーと、ありきたりですが、気持ちが少し落ち着く。
【暖かくする】
心が弱っている時に寒いのは辛さが増す気がします。心は寒くても暖房で体は温めておける。夜はお風呂。
【何も考えず目の前の用事を黙々とこなす】
手を動かします。何も考えず、ただ黙々と。庭の草むしりとか、ペンキ塗りとか。
【親しい人に気持ちを聞いてもらう】
何を読んでもお勧めされるのはこれですね。分かってはいるのですが、私にとってとても難しいことでした。
どう伝えればこの気持ちが伝わるのか分からないし『私なんかよりずっと辛い思いをしている人なんていっぱいいて、辛い思いを乗り越えてきた人もいっぱいいる中で、こんなくらいで落ち込んでいたらアカン』『私よりもっと辛いこと乗り越えてきた人にこんな泣言言ったらふざけんなって思われそう…』『そもそも私の辛いことなんて解決策の無い手の打ちようの無い事を相談されても困るだろうなぁ…』なんてことが頭の中をグルグルするばかりで。
この気持ちを乗り越え連絡をとる。”あったこと”とか”辛い”って気持ちを伝えるだけで、それだけで心の澱や停滞が動きました。
優しい声をかけてくれそうな相手に話すことがポイントな気がします(笑)寄り添ってくれるであろう人に。気持ちが軽くなります。本当にありがたい…!!
辛いと感じる気持ちまで誰かと比べる必要はない。私自身が叱咤激励をしてしまうタイプなので大いに反省です。
私が試今回したのはこの8つですが他にもあるかも。呼吸は深くなるよう意識する。
市役所でポスターを見て『こんな私でも誰かの役に立てるかもしれない!』骨髄バンクに登録しようと考えたのですが”過度の肥満”の項目に引っかかった(笑)…という話をしたら「大丈夫! 生きてるだけで価値があるんだから」そう言ってくれた友人の言葉に不覚にも涙が出ました。