自分が HSP (人一倍敏感な人)だと知って、今までイライラしたり悩んだりしていた私の負の感情の大半がそこに起因するのではないかと思いあたりました。
自分以外の人に『なんで私でも分かるこんなことも分から(出来)ないの!?』と目くじらたててる事がしんどい原因。
自己肯定感の低さも一因なんですが「私の考えと他の人の考えは違っていて当たり前」そう考えられるようになって、気持ちの持ちようがすごく変わり楽になりました。
この気質と上手く付き合っていけたら、もう少し気持ち明るく生きていけるのではないかと。
同じように苦しんでいる人がいたら、何かヒントになることがあればいいな。備忘録です。
自分の感情と上手に付き合うために
自分の資質やHSPについて調べているうちに出会った 自分の感情との上手な付き合い方
いろいろな方法があるようなのですが、ここでは私が取り入れている方法を紹介します。
アンガーマネジメント
「アンガーマネジメント」とは「怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング」です。
心理学や哲学の話を読んでいるとあちこちで出会います。
以前、新聞の記事で見かけて、メモをして貼っているものです。
「今、私が怒っている事はどれに当てはまるか」考える。
- 自分で変えられる重要な事は「どうすれば自分が納得できるか」を考えてさっさと行動。
- 自分で変えられるけれど、さほど重要でない事は時間のある時に行動する。
- 重要だけれど自分の力でどうしようもない事(渋滞やお天気など)はどうもしようもない現実を受け入れ、自分の力でできる範囲のことをする。
- 自分の力で変えられない、重要でない事は放っておく。
怒りのピークは6秒!」深呼吸も有効ですし、『これは自分で変えられることかな?』なんて考えている間に6秒すぎます(笑)
タイムアウト法
集団から離れた場所(トイレとか)で1人で座って数分間じっとする。
これは期せずして私も子育て中にやっていました。子供を置いて逃げ出す訳にはいかない…だけど、頑張るにも我慢にも限界はあって…限界がきた時には、いつもより長くトイレに入っていました…。
マインドフルネス
「今、ここ」にいる自分を認識するための瞑想方法です。
楽な姿勢で目を閉じてゆっくり呼吸をします。1分間ほど。
「吸う」より「吐く」を長く意識しながら。
いつでもできる瞑想ですが、私は寝る時にやっています。長く不眠症で苦しんでいたのが嘘みたい。最近は30分以内に眠れます。(次男の外出時の心配さえなければ)
鼻呼吸は慣れると楽です。唇が乾燥しにくくなるし、喉にも優しい。コツは、口を閉じて、舌を上顎の丸く凹んでいる部分にくっつけて呼吸するだけ。
いろいろなことが思い浮かんできても『怒ってるんだなぁ…』『あーまたなんか思い浮かんできた…』少し遠くから第三者目線のような気持ちで、その気持ちを肯定も否定もしない。ただ、気付くだけ。
その他いろいろ
このサイトを読んでいて、自分がHSPだと気がつきました。ありがとう!!
「HSS型のHSP」移り気で、神経が高ぶりやすい。刺激に圧倒されやすく、かつ飽きっぽい。新しい経験を求めるが、危険は冒したくない。
HSPには「HSP」と「HSS型のHSP」の2種類あります。私は「HSS型のHSP」かなと。
HSP/Highly Sensitive Personの略で人一倍敏感な人のこと。
HSS/High Sensation Seekingの略で刺激追求する人のこと。
気になる方は検索をかけて調べてみて下さい。たくさんの記事に出会えます。私は今までHSPの事を知りませんでしたが、1/5の確率で存在するというだけあるなーと。明るい気持ちになれる記事が多いです。
あっちもこっちも興味があって、調べているうちに最初の目的から遠く離れた場所に立っていたりすることがあります。
ストレングス・ファインダーを知って、自分の「収集心」の気質を『それもまたあり』と、本能のままに調べる事を許したことでパワーアップした気がします(笑)自宅でフリーランスの活動しているからこそできる楽しみですね。
家事と仕事は最優先なので「やらないといけない事」はメモって目につく所に置いてます。
例えば「私と家族との掃除に対する感覚の差」
細かいことが気になる気質からイライラする事のひとつなんですが「整理整頓」「片付け」「掃除」…自分(私)の思うように片付いていなくても「7割片付いていればOK!」と思うようにしたことで随分楽になりました。もちろん私も今までみたいに一生懸命掃除はしませんw が、家族も何も言いません。口うるさい母が静かになってホッとしているのでは。
本を読むと色々分かって楽しい
HSP 気質について書かれている本
自分の心との付き合い方も分かりやすく書かれています。「HSS型のHSP」についても触れています。
自分がHSP気質だと気がついてはじめて読んだ本です。優しく分かりやすかったです。
自分探しの中で出会った本
HSP気質と分かるまでの途中、どうすれば”普通”になれるのか探して読んでいました。HSPと関係ない本ですが、自分との付き合い方の指針に、または、優しい気持ちになれる、そんなお気に入りです。
「これ一冊で満足」ではなく、あちこち読んで少しづつ自分にあったものを腑に落とし込んでいった感じです。「関連書籍」「こちらもオススメ」などの項目をたどってみて下さい。素敵な文章に出会えますように。
いくつか心当たりがあります。私はアスペルガー症候群ではありませんでしたが「こんな時どうすればいいか」対策方法が書かれています。
心理学って胡散臭いものだと思っていました。猛省です。
考えすぎてすぐ動けない自分をなんとかしたくて、読んだ本。
自分軸の持ち方
まさかここに辿り着くとは思っていなかった頃、私の気持ちを自由にしてくれた本です。
90歳現役弁護士さんの言葉はすんなり心に届いた。
ジャケ買いから始まった出会い。
時々取り出して何度も読み返したい。
わたなべぽんさんの最新作。彼女のコミックエッセイはどれも気持ちが優しくなれる。
自律神経が整ってきたのは月曜断食のおかげだと思っています。(途中中断で-5㎏だけだけれど、キープできているのがすごいです。)
おまけ
最終巻まで読めて嬉しいやら、これから続きが読めないのかと思うと寂しかったり。
小山愛子さんの世界観に癒されています。「ちろり」は電子書籍で買ったよ!
皆さまにも素敵な本の出会いがありますように。それでは、また。
コメント
すみません、記事の内容はとても良かったし参考になったのですが・・・
タイトル、間違ってませんか?
HPSではなく、HSPかな、と・・・・
あわわわわわ!!ご指摘ありがとうございます!!
修正しました。大量にHPS、HSP入り混じってました…は、恥ずかしい!!すみません。
また見落としがあったら教えて下さい。ご指摘いただき、ありがとうございました!!